遺品整理のトラブル事例と対策|業者選びの注意点を徹底解説




遺品整理は遺族にとって、故人との思い出を振り返り、整理する大切な機会です。

しかし、自分たちだけではうまくできるかわからない。

そこで、遺品整理業者にサポートしてもらいたいと考えている方も多いでしょう。

いざ、探し始めると業者の数の多さや、トラブル経験談などが目に入り、業者選びに悩んでしまうなんてこともありますよね。

そんな方にこの記事では、実際にあったトラブル事例から、トラブルを避ける業者の選び方、悪質な業者の特徴、信頼できる優良遺品整理業者の選び方までを解説いたします。


この記事でわかること

  • 遺品整理でよく発生するトラブル事例と対策
  • 悪徳業者の見分け方
  • 見積もり時の確認すべきポイント

本記事の監修者

遺品整理士 : 新井 伊織 (あらい いおり)

協会認定遺品整理士(第IS27259号)・終活カウンセラーの新井伊織です。遺品整理グリーンにて、年間300件以上の生前・遺品整理のご相談を承っております。「第一の相談役」として、一人ひとりに寄り添い、サポートいたします。

遺品整理とは

H2 遺品整理とは 画像

遺品整理とは遺族に変わって、故人の遺品を整理、仕分けを行い、必要に応じて遺品の供養、買取、家屋の清掃を行うサービスです。

遺品整理は肉体的、精神的にも負担の大きい作業が多く、遺族だけは困難な作業もあります。

例えば、遺族が遠方に住んでる場合や、故人が老人ホームや、賃貸に住んでいた場合、速やかに退去を求められるため、気持ちの整理もつかないまま遺品整理を行わなければいけません。

そんな時、遺品整理業者に依頼すれば、遺族や故人の意向に沿った形でサポートを受けることができます。

遺品整理でトラブルが発生している理由

近年は高齢化社会の影響により、急激に遺品整理の需要が増え、それに伴い遺品整理業者の増加しました。

その背景には遺品整理業界に業法が存在しないため、参入障壁が低いことも挙げられます。

特定の資格や、許可がなければ提供できないサービスもありますが、なくても開業できるため、一部の業者が問題を起こしてしまっている現状です。

実際に起きたトラブル事例

そんな一部の業者が実際に起こしたトラブル事例を項目ごとに紹介いたします。

見積もり、契約時のトラブル

H3 見積もり、契約時のトラブル

事例1 見積もりの際に急かされて契約してしまった

これは国民生活センターに寄せられた相談です。

一部の遺品整理業者は、相見積もりを取ることを推奨せず、強引に契約を迫ります。

また、契約キャンセルの規定や、クーリングオフの説明を行わず、見積書や契約書を渡さず口頭で済ませるなどといった事例も報告されています。

また、料金の内訳が曖昧な見積書や、キャンセル規定の明記されていない契約書の場合、その業者に依頼しないことを徹底しましょう。

対策

必ず複数者に相見積もりを取り、強引に契約を進める業者は避けましょう。

見積書や契約書は形の残るものをもらいましょう。

契約前に必ずキャンセル規定やクーリングオフの説明を受けましょう。


参考 国民生活センター

料金のトラブル

H3 料金のトラブル

事例1 解約を申し出たら高額なキャンセル料を請求された

先ほど説明した契約書のキャンセル規定を明記されてなかった場合、キャンセルしてしまうと不当な金額を請求される事例が報告されています。

この場合は絶対に支払ってはいけません。

一旦保留し、消費者生活センターなどに連絡しましょう。

それでも強引に支払いを求めてくる場合は、警察に連絡しましょう。

対策

見積もり時にキャンセル規定とクーリングオフの説明をしっかり受ける。

もし曖昧な回答で不安が残る場合は、その業者が他の業者より安くても依頼しない。

事例 2 作業後に見積もり金額以上を追加で請求された

これもよくあるトラブルの一つです。

作業後に何かと理由をつけて、追加料金の支払いを迫ってきます。

実際に作業を行った後のため、渋々支払ってしまうというケースがよく見られます。

対策

見積書の料金内訳の詳細がしっかりと項目ごとに記載されている業者を選ぶ。

見積書に、作業後の追加料金は一切ありませんという内容が記載されているか確認する。

クーリングオフ制度について

クーリングオフとは一度契約をしてしまっても、一定期間であれば消費者側から契約を取り消すことが可能な制度です。

とはいえ、すべての場合に適応されるわけではないので、不当な契約をしてしまった場合は一度消費者センターや、国民生活センターに相談してみましょう。

  参考 特定商法取引法とは

作業時のトラブル

H3 作業時のトラブル

事例1 雑な作業を行われ大切な遺品が破損した

優良業者であっても、作業中に遺品が破損する可能性が無いとは言い切れません

問題はその後の業者の対応です。

優良業者であれば、もしもの事態に備えて必ず損害賠償保険を用意しています。

しかし、悪徳業者であれば、作業時に破損した場合であっても依頼者に報告せず、作業後に発覚し、連絡しても繋がらないというケースがほとんどです。

対策

もしものために、損害賠償保険が加入できる業者に依頼する。

作業後についた傷かを確認するために、一通り家屋の写真を撮影しておく。

事例2 見積もり時に家の中を見回られ、貴重品を盗難された

見積もりの際に、業者のスタッフが家の中を見回ることは一般的です。

しかし、悪質な業 者の中には、この見積もりの機会を利用して、家の中の貴重品を盗難するケースが報告さ れています。

特に高齢者宅や、複数人で見積もりを行う業者に多い傾向があります。

実際に、国民生活センターに寄せられた相談では、「見積もりに来た業者が帰った後、故 人の現金が〇〇万円なくなっていた」「祖母の指輪が見当たらない」といった相談が報告 されています。

対策

貴重品を事前に確認し、自分で仕分けておくことで、盗難の被害をなくすことができます。

また見積もりの際は、可能な限り立ち会うことで、業者のスタッフが不審な行動をしていないか確認できます。

  参考   国民生活センター

事例3 大事な遺品を勝手に処分された

故人の大切な遺品を自己判断で勝手に処分する業者も存在します。

優良な遺品整理業者であれば、見積もり時に必ず処分するもの、供養するもの、買取を行うものなど詳細まで確認します。

また、見積もり時に把握できなかったものに関しては必ず依頼者に相談を行います。

悪徳業者は作業が雑なため、確認も取らず、処分する可能性が高いです。

対策

見積もり時に、遺品整理業者としっかり確認をしておく。

その際の対応に違和感を感じたら、契約を保留する。

処分のトラブル

H3 処分のトラブル

事例1 回収してもらったものが不法投棄されていた

回収された故人の遺品が、山林や私有地に不法投棄される悪質なケースです。

これは単にモラルの問題だけでなく、廃棄物処理法に違反する犯罪行為です。

遺品に残された情報から依頼者が特定された場合、事情聴取を受けたり、最悪のケースでは依頼者も管理責任を問われたりする可能性があります。

対策

見積もり時に、依頼する遺品整理業者が一般廃棄物収集運搬業許可を保有している、もしくは業務委託しているならその委託先まで確認しておく。

事例2 不当な買取を行う

買取を行う際に、本当は価値があるものを安価で買取、差額を得ようとする悪徳業者も存在します。

対策

買取を行う場合は、必ず見積もり時に古物商許可を保有しているか確認しましょう。

買い取ってもらったものに関しては、買取明細書を受け取りましょう。

トラブルは業者との間だけではない

H2 トラブルは業者との間だけではない

トラブルは業者以外でも発生します。

親族間で発生するトラブル

遺品整理を行う際は、親族間でしっかりと相談してから行いましょう。


はっきりさせておくことで、思わぬトラブルを未然に防ぐことができます。

また、相続のことについてもしっかりと話し合っておくことをお勧めします。

把握していなかった親族の存在

中には、故人の隠し子が発覚するなどの事例もあります。

そのような場合には、まず落ち着いて状況を整理し、話し合いをする場を設けましょう。

近隣住民とのトラブル

遺品整理をご自身で行う場合でも、業者に依頼する場合でも近隣住民にその旨を一言伝えておきましょう。

引越し同様何度も大型トラックが出入りすることもあります。

また、作業時に騒音が発生する場合もあります。

遺品整理を行う際は必ず、近隣住民には一言伝えておきましょう。

信頼できる業者の選び方

H2 信頼できる業者の選び方

先ほど紹介したようなトラブルに巻き込まれないために、優良業者と悪徳業者の特徴、見積もり時の確認すべきポイントをご紹介します。

ぜひ、業者選びの際に参考にしてください。

項目優良業者悪徳業者
見積もり詳細な内訳を記載一式で大雑把
契約書キャンセル規定を明記明記されていない
追加料金追加料金なしと記載作業後に追加請求
スタッフ正社員が対応アルバイトを雇用
許可必要な許可を保有、または委託許可がない

信頼できる業者の特徴

① 遺品整理士などの資格や公的な許可を保有している

一般社団法人 遺品整理士認定協会が発行している民間の遺品整理士の資格や、一般廃棄物収集運搬業許可を保有、委託をしている業者に必ず依頼しましょう。

上記の資格、許可を保有、委託していない業者は、公的に認められた証拠が存在しないため、信頼性に欠けるものと判断できます。

より詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。

その業者、大丈夫?遺品整理で失敗しないための資格・許可をプロが解説

遺品整理をおこなう上で資格や許可は必要ない? 結論から述べると、遺品整理業者を開業するにあたって特別な資格や許可は必要ありません。 ではなぜ遺品整理士の資格や、…

② 無料見積もりで、見積書が分かりやすい。

ほとんどの業者は無料の訪問見積もりを行っています。訪問であれば見積もりに料金が発生するなど説明する業者であれば、その業者に依頼するのは断るべきです。

また、見積もりが無料であっても見積書の内訳が、不明瞭な業者は避けましょう。

③ 作業実績が豊富

作業実績が豊富な業者は信頼できます。理由は様々な状況に対応しており、柔軟性が養われている可能性があるからです。

また、それだけ人に選ばれてきたという証拠でもあります。

作業実績はホームページなどで確認することができます。

中でも更新頻度の高い業者は、経験が売りの業者なので、一度見積もりを依頼して見てもいいかもしれません。

④ 損害賠償保険に加入できる

遺品整理を依頼した際に、業者側のミスで家屋に損傷、遺品の紛失、破損が発生した場合、この保険に加入できる業者であれば、安心して依頼することができます。


⑤公式サイトの情報や口コミが豊富

公式サイトの情報や、口コミが豊富な業者も信頼できます。

依頼者側と、業者側で知っておくべき情報のギャップができるだけ少なくなる努力をしている業者を選びましょう。

⑥ スタッフの対応が丁寧

遺品整理業者と依頼者の間には、遺品整理に対して情報の差があります。

依頼者は遺品整理に対して、決して安くない金額を支払うため、不安な点は多いことでしょう。

そんな時にこちら側の不安を感じ取り、対応してくれるスタッフは信頼できます。

明瞭で知りたいことを答えてくれるような業者を選びましょう。

悪徳業者の特徴

遺品整理業者には不当な高額請求や違法行為を行う悪徳業者が多く、トラブルが後を絶ちません。

しかし、ご安心ください。悪徳業者の手口には決まったパターンがあり、その特徴を事前に知っておくことで被害は確実に防げます。

ここでは、具体的な手口と、誰でも実践できる見分け方のポイントを専門家の視点から説明します。

よくあるトラブル事例と悪徳業者の手口

まずは、悪徳業者が使う典型的な手口を知りましょう。これを知っているだけで、業者の言動から危険を察知できるようになります。

  • 見積もり時に安くで見積もり、作業後に追加料金を請求する

    対処法: 追加料金の有無、詳細を事前に聞いて契約書を確認
  • 回収した遺品を山などに不法投棄する

    対処法: 資格や許可業社との提携を確認、マニフェスト提示など。
  • 強引に契約を迫り、高額なキャンセル料を請求する

    対処法: クーリングオフなどの契約内容を事前に確認

    など悪徳業者には必ず共通点があります。

こんな業者には注意!見分け方のポイント

悪徳業者を見積もりの段階で見分けるため、以下のポイントを必ずチェックしましょう。

一つでも当てはまれば、その業者への依頼は慎重に検討すべきです。

  • 会社の所在地や連絡先が不明確
  • 見積書が「一式」で大雑把すぎる
  • 契約をやたらと急がせる
  • 必要な「許可」について説明を濁す


まとめ

遺品整理を業者に依頼する際は見分け方のポイントを確認しながら慎重に依頼しましょう。

当社では、見積もりの際は遺品整理の資格を保有したスタッフが丁寧にヒアリングを行いながら、依頼者様の要望に沿った提案をを行います。

ぜひ一度無料の訪問見積もりをご利用ください。

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