自分で遺品整理をする方法、手順と進め方
自分で遺品整理をする方法、手順と進め方解説
遺品整理を自分でしようと思う方も多いと思います。
今回、遺品整理を自分で遺品整理をおこなううえでの基礎知識を解説します。
遺品整理の進め方や、準備する物、遺品整理を行うタイミング、について遺品整理のプロがお伝えします。
遺品整理は身体的にもきつい作業となりますので、スムーズに作業を進めるために、必ず基礎知識を覚えておきましょう。
- 1. 自分で遺品整理をする方法、手順と進め方解説
- 2. 遺品整理はいつから始める?
- 2.1. 遺品整理をする前に
- 3. 自分で遺品整理をする手順・やり方
- 3.1. 自分でする遺品整理で準備する物
- 3.1.1. 1.段ボール・ガムテープ・マジックペン
- 3.1.2. 2.ゴミ袋
- 3.1.3. 3.必要工具類(ドライバー・ペンチ・ビニールひも等)
- 3.1.4. 4.手で押す台車
- 3.1.5. 5.作業服・マスク・手袋
- 3.1.6. 6.運搬用の車両
- 3.2. 自分でする遺品整理の進め方
- 3.2.1. 1.作業するスケジュール・日程調整を明確に決める
- 3.2.2. 2.残す物を分別する
- 3.2.3. 3.不用品、処分品の分別
- 3.2.4. 4.処分できないものは専門業社に依頼する
- 3.2.5. 6.作業終了後、簡易清掃
- 4. 遺品整理で想定しておくべきトラブルとは?
- 4.1. 1.残すものを誤って処分する
- 4.2. 2.近隣の住民から苦情がくることがある
- 4.3. 3.処分する不用品が想像以上に多く、想像以上に時間がかかる
- 4.4. 遺品整理を自分でした業社に依頼した人の体験談
- 4.5. 遺品整理を自分でするか業社に任せるかの判断基準
- 5. 遺品整理を業者に依頼する
- 5.1. 遺品整理を業者に依頼するメリット・デメリット
- 6. 遺品整理なら間違いなくグリーンに!
- 7. まとめ
- 8. この記事の運営会社
遺品整理はいつから始める?
一般的に多い遺品整理のタイミングとしては、以下の通りになります。
多い遺品整理のタイミング
- 相続前
- 四十九日後
- 諸手続き後
- 葬儀後
理由は、遺族、親族の方が集まるタイミングであり、整理を効率的に行えるからです。
しかし、故人様とのお別れで、心が落ち着いていない時期に無理して遺品整理を行うと、精神的にしんどくなりますし思うように進みません。
心の整理が着くのにしばらくかかりそうな場合は、時間をおいて数年経ってからでいいですし、諸事情により急いで遺品整理を行う場合は、法要後すぐに行っても大丈夫です。
遺品整理をする前に
遺品整理をする前に、遺言書は必ず確認しておきましょう。なぜなら、故人様が指定されている「残す物」が書いてある可能性があるためです。
※遺言書が家に無い場合、自宅外で保管している場合があります。一般的には、銀行の貸金庫に預けている場合や、信託銀行の遺言信託サービスを利用し信託銀行に保管してもらっている、弁護士・税理士などの専門家に保管してもらっているなどの保管方法が考えられます。
必ず確認しておきましょう。
自分で遺品整理をする手順・やり方
自分でする遺品整理で準備する物
自分で遺品整理をするうえで、遺品整理に必要な準備する物をみていきましょう。
自分で遺品整理する前に準備する物
- 1.段ボール、ガムテープ、マジックペン
- 2.ゴミ袋
- 3.必要工具類(ドライバー・ペンチ等)
- .手で押す台車
- 5.作業服、マスク、手袋
- 6.運搬用の車両
1.段ボール・ガムテープ・マジックペン
遺品の仕分けでは大きく分けて
「処分するもの」「残しておくもの」の2種類に遺品を分類していきます。
その際、遺品を分ける箱や、段ボールがあれば後からのチェックもしやすくなりますし、運びやすくなります。
※分別する物が混ざらないよう、段ボールにはマジックで印をいれておきましょう。
2.ゴミ袋
遺品整理時は、各種類のゴミを自治体の決まりに合わせて分別して揃えておきましょう。
「燃えるゴミ」「プラスチック」などを分けるゴミ袋が必要です。
お家の広さにもよりますが、
50〜100枚は用意しておきましょう
※破れにくい袋をオススメします
3.必要工具類
(ドライバー・ペンチ・ビニールひも等)
工具を使って自分で簡単に分解できるものは、分解するとスムーズに運び出しができます。
それ以外でも、本を束でまとめて縛るためのビニールひもなども用意しておくとすごく便利です。
4.手で押す台車
一つ一つ手で運び出すのは体力的にも大変です。ですから、運び出しの際に台車を用意しておくと便利です。
※台車を使う時、音がなりますので近隣の方に迷惑をかけないように、時間帯を考える事も大切になります。
5.作業服・マスク・手袋
遺品整理の作業中は、ホコリを吸い込んだり、思わぬものを踏んでしまい、怪我をする危険があります。
必ずそういったトラブルを想定して
遺品整理に適した作業服で遺品整理を
おこないましょう。
6.運搬用の車両
整理した遺品を運搬するのに必要になってきます。
処分品だけ業者に依頼するのも一つの手です。費用はかかりますが、想像以上に物が多い場合は業社に依頼することを
オススメします。
自分でする遺品整理の
進め方
遺品整理を自分で行ううえで
「段取り」遺品整理の進め方を知って
おくと作業がスムーズに進みます。
ここから遺品整理の進め方を解説していきます。
遺品整理の進め方
- 1.作業するスケジュール・日程調整を明確に決める
- 2.残す物と不用品を分別する
- 3.処分品の分別
- 4.処分できないものは専門業社に依頼する
- 5.作業終了後、簡易清掃
1.作業するスケジュール・日程調整を明確に決める
遺品整理をおこなうスケジュール、遺品整理に必要な人、を明確に決めることができれば遺品整理はスムーズに進みます。
2.残す物を分別する
自分で遺品整理を進める際、残すものと不用品の2つのものに分類していきましょう。その時、何が不用品で何を残せばいいのかについて説明します。
単純に、残すべきものは貴重品、遺族の方が残しておきたいもの、買取り価値のあるものです。
買取り価値のあるものの見分け方は
誰かに買い取ってもらえる、
リユース(再利用)できる、と思うものは残しておきましょう。
貴重品種類 例
- 通帳
- 年金手帳
- クレジットカード
- 有価証券
- 身分証明書(免許書・健康保険証等)
- 重要書類(土地の権利書等)
- 印鑑
リサイクル可能 例
- テレビ
- 洗濯機
- エアコン
- 冷蔵庫冷凍庫
- 携帯電話
- パソコン
- カメラ
3.不用品、処分品の分別
一方で、不用品、処分品はリサイクルを考え、細かく分類する必要があります。
例えば
燃えないゴミや燃えるゴミ、再利用できるものに分類しましょう。分類する事により、自治体の回収サービスで効率良く処分できます。
間違って混ざらないように慎重に進めていくのがおすすめです。
分別種類 例(自治体により変更あり)
- 燃えるゴミ
- 燃えないゴミ
- ペットボトル
- 金属類(鉄等)
- ビン
- 新聞雑誌•衣服
4.処分できないものは専門業社に依頼する
リユース(再利用)できない廃棄品や処分できないもの(金庫、消化器等)は
自治体のゴミ収集では取り扱っていないことが多いです。
※そういった時は、専門業社(不用品回収業社)に依頼することをオススメします。
6.作業終了後、簡易清掃
作業終了後は、溜まっているほこりなどを掃除機や、ほうき・ちりとりでお部屋を簡単に清掃しましょう。
遺品整理で想定しておくべき
トラブルとは?
トラブル 例
- 1.残すものを誤って処分する
- 2.近隣の住民から苦情がくることがある
- 3.処分する不用品が想像以上に多く、想像以上に時間がかかる
1.残すものを誤って処分する
遺品整理では大量の遺品を分別していくため、誤って貴重品など、残しておくものを捨ててしまうこともあるでしょう。
残すものを誤って処分するトラブルが
おこらないように、遺品整理をする前に何を残すかしっかり打ち合わせして作業を行いましょう。
2.近隣の住民から苦情がくることがある
遺品整理の作業時はおもいのほか騒音がなります。近隣の方に迷惑をかけないために作業する時間を考えましょう。
また、作業する日が決まりましたら、
近隣の方に挨拶周りをいくのも苦情を
避けるうえで大切になってきます。
近隣の方に迷惑をかけない常識の範囲内で作業をするためにも、遺品整理を終わらせる日までのスケジュールにある程度の余裕が必要です。
3.処分する不用品が想像以上に多く、想像以上に時間がかかる
遺品整理を進めていくと、処分する不用品が想像以上に多く、想像以上に時間がかかる場合があります。
そういった時は遺品整理事業社に依頼することをオススメします。
※やはり体力的にもそうですし、自分ではどうしようもできない場合があります。遺品整理業社さんに相談してみましょう。
遺品整理を自分でした業社に依頼した人の体験談
遺品整理をグリーンに依頼した
2年ほど前に母をを亡くしてから、やらなければいけないとおもいつつも遺品整理を始めることができていませんでした。
大型連休の時に自分でやろうとは思っていたのですが母が生前使っていた部屋に入るとそれだけで泣いてしまい、
気持ちが追いつかずずるずると引き伸ばして作業する事ができませんでした。
誰かに整理を頼むのは嫌でしたが、賃貸の契約もあり、やむをえず遺品整理をグリーンさんに依頼したところ、
すごく親身に対応していただき、遺品整理を終えて心の気持ちがスッキリしました。
今では遺品整理をグリーンさんに依頼してよかったと心から思います。
遺品整理を自分でした
親が介護施設に移るため、親が住んでいた家の生前整理を自分でしました。
仕事が休みの合間を利用し、準備品を揃えて整理を進めていきましたが
想像以上に物が多く、身体的にもしんどい作業でした。
1DKでしたのである程度自分でできましたが、自分で処分できない物もありましたし
準備品の費用や作業日数、身体的なことを考えると、
最初から業社さんに依頼したほうがいいと思いました。
遺品整理をグリーンに依頼した
父親の遺品整理をしました。私の父は物を溜め込むタイプの人だったので処分する物は結構な量でした。兄弟で形見分けして、残った不用品は処分しました。その時、休日を利用して二社遺品整理事業者に、見積もりを頼んだのですが、80万と60万と言われ、さすがに高すぎたので、色々と口コミを調べてグリーンさんに見積もりをお願いしたところ、26万円だったのでお願いしました。電話で引き取って欲しいものを伝えると、スムーズに見積もりを出していただき値段がつくものは買取してもらいました。電話対応も、来ていただいた時も紳士に誠実な対応をしていただき、とても満足しています。
もし知人が遺品整理で困っている時、グリーンさんを紹介します。
遺品整理を自分でするか
業社に任せるかの判断基準
遺品整理を自分でするか業社に任せるかの判断基準は正直に言うと人それぞれ異なります。
身体的にしんどくても自分で遺品整理をしたい。家族以外の人に処分してもらうことに抵抗を感じる。などの方もおられますし、自分では精神的にも身体的にもしんどいし業社に依頼する。整理する時間がない。自分で試みたがどうしようもできない物が多いなど。人それぞれ判断基準は異なります。
ですので、遺品の数や、自分たちが遺品整理に使える時間と労力を考えながら、
遺品整理を自分でするか業社に依頼するのかを決断しましょう。
遺品整理を
業者に依頼する
一番オススメなのは遺品整理事業者、不用品回収事業者に依頼して、まとめて引き取ってもらう方法です。
やはり、遺品整理は大量の遺品の分別、運び出しで想像以上に体力を使います。そして、処分方法もそれぞれ面倒で時間がかかる手続きが必要な場合もあり、
やはり相当な時間と手間がかかる作業です。
事業者に依頼すると、費用はかかりますが、細かく分類したり、不用品の種類ごとに専門業社に依頼せずとも、解決してくれます。
遺品整理を業者に依頼するメリット・デメリット
メリット
- 遠方に住んでいても対応してもらえる
- 自分で遺品整理をする時間や体力や精神力がないので助かる
- 物の量が多すぎても対応してもらえる
- 遺品を買取してもらえる
- 業者によってはオプションで解体、ハウスクリーニング、家の売買 等も対応している
- 準備品費用や身体的に考えてもリーズナブル
デメリット
- 費用がかかる
- 安心して依頼できる業者を選べるか不安
遺品整理を依頼する方、悩んでいる方、こちらの記事にもっと詳しく書いておりますので、ご参照ください。
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まとめ
遺品整理を自分でするのは想像以上に時間がかり、身体的にもしんどい作業になります。
ですのでしっかり計画し、実現できるスケジュールを立て、準備する物を揃えて遺品整理を始めましょう。
遺品整理は「心の整理」でもあります。後悔しないよう慎重に考えてから作業に移りましょう。
この記事の運営会社
遺品整理会社グリーン大阪
遺品整理会社グリーンは大阪を拠点に近畿一円で遺品整理事業を営んでいる会社です。
遺品整理士の資格保有者のプロが多数在籍しており、スタッフは安心と信頼を基礎に、お客様から「ありがとう」を頂くため、日々精進し、お客様のために最善をつくします。